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幼児教育としての家庭教師とは?小学校受験を考えている人に

最終更新日 2021年1月4日 by manabi-to-asobi

「環境の良いところで成長させてやりたい」

「自分も小学校から私立に行っていたので、子どもにも母校で教育を受けさせたい」

このように考える人もいるのではないでしょうか?

今回は幼児教育で家庭教師をつける場合のメリットとデメリットについて紹介していきます。

幼児教育のなかで家庭教師をつけるメリットについて

幼児教育のなかで家庭教師をつけることには、いくつかのメリットがあります。

学力の上昇

まず、当然のことですが「学力の上昇」が見込めます。一般的な家庭教師センターを利用して家庭教師を派遣してもらう場合、その家庭教師センターから受験校の情報を得られるようになっている点も見逃せません。小学校受験におけるポイントを知ることもできるので、小学校受験を突破しやすい環境を整えることができます。

特にこの「情報」は、小学校受験を勝ち抜くうえで大きな意味を持つでしょう。また現在は、保護者に対するバックアップをしてくれる家庭教師センターも多くあります。

保護者の時間確保にも繋がる

さらに、「保護者がお子さんと離れる時間を設けられること」も大きいといえます。

どれほど愛しい子どもであっても、子育てに疲れてしまうこともあるでしょう。家庭教師を入れることで、保護者が一息つける時間を持つことができます。就学前の家庭教師には、「教育を行う」という目的以外にもベビーシッターとしての役目が期待できるところも多く(実際、「家庭教師&ベビーシッター」としているところもあります)、安心して子どもを任せられるようになっています。

一人ひとりに応じた教育をできる

小さくても、「周りと比べられること」に敏感な子どももいます。そのため、そのような子どもには塾などよりも家庭教師の方が向いています。家庭教師の場合は1対1での指導となりますから、周りと比べられることもありません。また家庭教師の場合は、常に「子ども一人ひとりに応じた教育をできる」という強みもあります。

その子ども一人ひとりの学習速度や好き嫌い、適正に合った細かい指導ができるのは家庭教師の魅力です。

幼児教育のなかで家庭教師をつけることのデメリット

ただ、幼児教育のなかで家庭教師をつけることのデメリットもあります。

費用がかかる

第一に、「お金がかかる」という点です。

家庭教師は塾などより費用が高く、1時間あたりの費用が7000円~となっているところも多くみられます。教師の質などを求める場合は10000円を超えるところすらあります。「週に何回、何時間入れるか」によっても異なりますが、この「費用の負担」はかなり大きいものだといえます。

このため保護者の方で、「どれくらい教育費用をかけられるか」を事前に考えておかなければなりません。

塾が向いている場合もある

もうひとつ知っておいてほしいのは、「小学校受験の場合、塾などの方が向いている可能性も否定できない」という点があります。

高校受験や大学受験(※一部を除く)とは異なり、小学校受験においては、「学力のみ」で判断されることはあまりありません。たとえば運動であるとか、絵であるとか、ほかの子どもとの関わりであるとかなどの、「ペーパーテスト以外のこと」も審査対象となりえます。

小学校受験向けの家庭教師でもこれらの指導を行っているところもありますが、「部屋が狭いので、物理的に運動は無理」という人などは事前に家庭教師センターに話しておかなければなりません。

また塾のなかには、広いスペースを設けて、運動の指導を行えるようにしているところもあります。

幼児教育としての家庭教師は何を教える?

では、ここからは具体的に、「幼児教育で家庭教師を使う場合、その家庭教師はどんなことを教えるのか」を紹介していきます。

小学校受験を目的としている場合、家庭教師はまず知的能力を向上させるための授業を行います。もっともイメージしやすいのが、このカテゴリーでしょう。

ただそれ以外にも、絵画の指導や手指の技術を高めるための指導も行っていきます。

また、小学校の受験では、面接や集団行動も重要視されます。そのためこのあたりを身に着けるための指導が行われることもあります。上でも述べたように、「運動」をカリキュラムに取り込むところも多くみられます。

どのような指導カリキュラムを作っているかは、それぞれの家庭教師センターで異なります。

また、「ここからここまでは基本料金に含まれているが、これは別料金となる」としているところも多いため、事前に確認が必要です。

小学校受験で初めて「受験」を体験するお子さんもいることでしょう。教育に正解はありませんが、保護者とお子さんが納得できる指導方法を選びたいものですね。