オンライン家庭教師とは？特徴や訪問型家庭教師との違いについて徹底解説！

最終更新日 2022年11月17日 by manabi-to-asobi

家庭教師は、「家庭に訪問して教える形態(訪問型家庭教師)」と「オンラインで教える形態(オンライン家庭教師)」の2種類に大別されます。

近年、新型コロナウイルス感染症の流行により、学校でもオンライン授業が導入されるようになりましたが、家庭教師業界でもオンラインで教える形態が増加中です。

しかしながら、「オンライン家庭教師」という単語を見聞きしたことがあっても、「詳しい内容が分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

そこで、本記事では、オンライン家庭教師の利用を検討している方に向けて、特徴や訪問型家庭教師との違いについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

近年、利用者が増えている「オンライン家庭教師」とは？

オンライン家庭教師とは、インターネット回線(有線接続、または、Wi-Fiなどでの無線接続が可能な環境)と各種デジタル端末(パソコン、タブレット端末、スマートフォンなど)を用いて、オンラインで指導を受けることが可能な家庭教師サービスです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、対面でのリスクを避ける目的で、社会のさまざまなシーンで「非対面」でのサービスが増加する昨今、家庭教師業界でも「オンライン型」が増加していることを覚えておきましょう。

以下、オンライン家庭教師と訪問型家庭教師の主な違いを3つご紹介します。

訪問型家庭教師の場合、各家庭を訪問のうえ、実際に顔を合わせて指導が行われます。

そのため、信頼関係が醸成されやすく、勉強に限らず、さまざまな悩みも相談しやすいことがメリットです。

それに対し、オンライン家庭教師の場合は、インターネット回線を通じて、パソコンやタブレット、スマートフォン端末の画面越しに指導が行われることになります。

直接対面よりは信頼関係が醸成されにくいかもしれませんが、画面越しであっても互いに表情を確認しながら指導が進められていくのでご安心ください。

ちなみに、オンライン家庭教師の場合、受講する場所を問いません。

「自分専用の部屋がない」「幼い兄弟などが邪魔をしてくるため、自宅では集中できない」といった事情をお持ちの方は、インターネットに接続できる環境が整っている「レンタルスペース」「貸し会議室」などにパソコンなどを持参し、そこで受講することも可能です。

訪問型家庭教師の場合、お茶やお菓子を用意する家庭が多いかもしれません。

また、謝礼や交通費を手渡す場合もあるでしょう。

家事や介護、仕事で忙しくても、訪問に合わせて、「茶菓子の購入」「お金を渡すための封筒の用意」「玄関や廊下、トイレ、部屋の掃除」といった受け入れ準備を進めなければなりません。

他方、オンライン家庭教師の場合は、インターネットに接続できる環境(回線や、パソコンなどのデジタル端末) があれば、茶菓子などを用意せずに済みます。また、画面に映る範囲だけ掃除すれば良いこともメリットと言えるでしょう。

なお、実際に家庭を訪問するわけではないので、交通費を渡す必要もありません。

謝礼の支払いに関しては、手渡しではなく、一般的に銀行口座への振り込みやクレジットカード決済などで行われるため、現金を入れるための封筒は不要です。

訪問型の場合、基本的に自宅の近隣に居住している家庭教師の中から選ぶことになります。

例えば、北海道に住んでいる方が、東京や京都に在住している家庭教師を呼び寄せるのは、交通費や移動時間の面で困難です。

しかしながら、オンライン家庭教師なら、家庭教師の居住地域に関する制約がありません。

例えば、沖縄に住んでいる方が、東京や京都の難関大学に在学している学生に教えてもらうことも可能です。

地方在住の方が、希望する条件を満たす家庭教師に教わりたいのであれば、オンライン型を選ぶほうが良いでしょう。

昔から存在する「訪問型家庭教師」に比べると、「オンライン家庭教師」の歴史が浅いことは事実です。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、リモートワークを行う方が増加し、学校の授業もオンラインで実施されるケースが増えています。

家庭教師に関しても、従来の訪問型にこだわらず、オンライン型の利用も検討すべきです。

「直接対面して指導を受けるほうが良い」とお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、オンラインであっても互いの表情を見ながら指導が行われるので、充分な学習効果を得られます。

上述したように、オンライン型には「保護者が茶菓子などを準備しなくて良い」「画面に映る場所だけ掃除しておけば良い」「全国各地から優秀な家庭教師を探せる」といったメリットがあるので、ぜひ利用をご検討ください。