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中学受験対策に必要な準備や心得とは?家庭教師による個別指導で弱点を克服しよう!

最終更新日 2021年2月2日 by manabi-to-asobi

中学受験をする予定の方は、塾に通ったり家庭教師を付けたりすることを検討されているのではないでしょうか。

塾と家庭教師のどちらにしようかお悩みの方がいらっしゃるかもしれませんが、片方しか利用できないわけではなく、併用することが可能です。多くの合格者を出した実績のある塾に通いながら、苦手分野を克服するために家庭教師を付ければ、入試に突破できる水準の実力を養いやすいでしょう。

本記事では、中学受験を検討しているお子様や保護者に向けて、合格するために必要な準備や対策、心得について解説いたします。

中学受験を成功に導くために必要な準備

中学受験対策は、一般的に小学校3~4年生からはじめる方が良いといわれています。

低学年の間は、受験勉強と関係なく様々な体験をすべきです。豊かな経験は多角的な視点から物事を考える力を養い、高学年になって本格的に受験勉強をする際に活かされます。

一般的な中学入試の内容を示すと、以下のようになります。

  • 願書
  • 面接
  • 筆記試験

中学入試の合否判定では、小学校入試に比べて、筆記試験が重視される傾向にあります。難関大学を目指すことが前提となっている名門中高一貫校の場合、基本的に筆記試験の点数が低いと合格できません。

ただし、面接対策を全くしなくても良いというわけではありません。筆記試験の点数がボーダーライン上にある場合は、面接における受け答えが合否を決めます。面接では、願書に記入した志望理由に基づいて質問されることになります。しっかりと考えて記入しましょう。

なお、筆記試験は、「国語、算数」の2教科のケースと「国語、算数、理科、社会」の4教科のケースがあります。

中学入試では、小学校学習指導要領の範囲外の内容も出題されます。公立小学校の授業を完全に理解し、テストで満点を取っていたとしても、中学入試では役に立ちません。塾に通ったり家庭教師を付けたりして、中学受験に特化した対策をしなければならないと心得てください。

中学受験対策の一つは塾に通うこと

私立の中高一貫校の入学者の多くは、難関大学や国立大学医学部へ進学することを目標としています。学校側としても「今後も難関大学への合格実績を出し続けたい」と考えており、高度な授業に耐えられるかどうかを見極めるために入試で難問を出題します。

小学校学習指導要領の範囲を超える問題も出題されるため、公立小学校の授業を受けているだけで合格することは困難です。

入試を突破する実力を身に付けるための一つの方法は、中学受験対策に特化した塾に通うことです。中学受験対策専門の塾は、志望校別に過去の出題傾向を分析し、カリキュラムや専用テキストを作成しています。筆記試験対策だけではなく、過去に合格した受講生から収集した情報に基づいた面接指導も受けられます。

ただし、塾は集団で授業を受ける形式が基本です。そのため、個々の理解度に合わせて、個別に指導を行うことには限界があります。

家庭教師なら一対一で丁寧な指導を受けられる

得意・不得意は一人ひとり異なり、算数が苦手な子どももいれば、国語が苦手な子どももいます。不得意な分野を得意分野に変えるためには、個々の理解度に応じて個別指導を行うべきです。

ただし、塾では多数の受講生が同時に授業を受けるため、一人あたりの質問時間に制約があり、弱点を抱えたまま受験に至る可能性も否定できません。

苦手分野がある場合、塾に加えて、家庭教師を付けてみてはいかがでしょうか。中学受験では、どの教科でも一定水準以上の学力を求められるため、弱点を残しておくべきではありません。家庭教師を付ければ、一対一の丁寧な指導で弱点を克服できます。

ちなみに、塾と家庭教師は、いずれか一方しか利用できないものではありません。「過去のノウハウが詰まった塾のテキスト・授業で学習しながら、どうしても理解できない部分を家庭教師に教わる」という利用の仕方も可能です。

なお、「弱点や苦手分野の克服」という目的以外に、「多人数での授業を受けることが苦手」という場合にも家庭教師の利用をおすすめします。

家庭教師派遣業者の中には、中学受験のノウハウを有する家庭教師を多数在籍させ、志望校別のカリキュラムを用意しているケースがあります。このような「中学受験に特化した家庭教師」であれば、塾と同じか、それ以上の受験対策を行えます。

塾と家庭教師を併用すればライバルに差を付けることが可能

中学受験は、公立小学校の授業を受けているだけでは突破できません。塾に通ったり家庭教師を付けたりして、入試に合格できる水準の学力を養いましょう。

なお、中学受験を目指しているお子様の多くは塾に通っているので、塾に通っているだけではあまり差が付きません。中学受験を目指す集団内における競争に勝つために、塾に加えて家庭教師を付けてみてはいかがでしょうか。