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家以外の場所でも家庭教師から指導を受けることは可能!学習に適した施設や依頼する際の注意点について解説

最終更新日 2022年2月17日 by manabi-to-asobi

「家庭教師は、生徒の自宅に来て指導をするものだ」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

しかし、必ずしも自宅に呼ぶ必要はなく、レンタルスペースなどに来てもらうことも可能です。

「部屋の数が少ない」「さまざまなモノが置いてあるため、自宅に呼びにくい」「毎回、家庭教師が来る前に家の中を掃除したり、茶菓子を買いに行ったりするのが面倒」という方は、家以外の場所で家庭教師から指導を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。

本記事では、「家以外の場所で家庭教師を利用したい」と考えている生徒や保護者に向けて、学習に適した施設や指導を受ける際の注意点について解説します。

家以外で家庭教師から指導を受けるのに適した場所

以下は、自宅以外で家庭教師から指導を受けるのに適した場所の例です。

 

・家庭教師派遣業者が運営している塾の学習スペース

・飲食店(カフェ、レストランなど)

・インターネットカフェ・漫画喫茶の防音個室

・レンタルスペース(貸会議室、コワーキングスペース・シェアオフィスのミーティングルームなど)

・家庭教師の家

 

家庭教師派遣業者によっては、塾も運営している場合があり、学習スペースで家庭教師から指導を受けることを認めている場合があります。

カフェやレストランといった飲食店で指導を受けることも選択肢のひとつです。

ほかのお客さんからの視線が気になる場合は、個室が用意されている店舗をお選びください。

また、インターネットカフェや漫画喫茶の中には、防音個室が提供されている店舗があります。

2名で入室できるブースを選べば、周囲の視線や声の大きさを気にすることなく指導を受けることが可能です。

そのほか、貸会議室やコワーキングスペース・シェアオフィスのミーティングルームにおいて家庭教師から指導を受けることも検討してみてはいかがでしょうか。

個室なので、学習に集中できる環境といえます。

オフィスとしての利用がメインの施設ではあるものの、それ以外の目的でも利用可能な場合があるので、施設の利用規約をご確認ください。

家庭教師の家で指導を受けることが可能なケースもあります。

大学生のアルバイトの場合はワンルームマンションや寮などに住んでいることが多いので難しいかもしれませんが、専業のプロ家庭教師の場合は自宅の一部を指導スペースにしていることがあります。

業者によっては「家庭教師の家で指導を受けたい」という要望に対応している場合もあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

家以外の場所における指導を受ける際の注意点

自宅以外の場所に家庭教師を呼ぶ際には、「法律や施設のルール、マナーを守る」「施設の利用料金や飲食代を負担する」といった点に注意しましょう。

法律や施設のルール、マナーを守る

公民館は社会教育法第23条によって「営利目的による使用」が禁止されています。

家庭教師も「営利目的の事業」とみなされてペナルティを受ける可能性があるため、指導を受ける目的でスペースを借りることは避けるほうが良いでしょう。

また、図書館によっては「会議室」「グループ学習室」といった複数人で入室・使用できるスペースを貸しているケースがあります。

しかし、「営利目的による使用」が禁止されていることが一般的なので、家庭教師から指導を受ける目的での利用はお控えください。

 

なお、飲食店を利用する場合、「会話する際には周囲の迷惑にならないように、声の大きさに注意する」など、マナーを守りましょう。

「飲食以外の目的で利用すること」を禁止しているケースもあるので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。

店内での学習が禁止されていない場合でも、指導時間が長くなる際は貸会議室などを利用するほうが良いでしょう。

施設の利用料金や飲食代を負担する

自宅以外の施設を利用する際に発生する料金は、家庭教師のぶんを含めて、指導を受ける側が支払うことになります。

コーヒーやジュースを飲んだりケーキなどを食べたりした場合も、飲食代を家庭教師に負担させてはいけません。

なお、小学生・中学生の場合はうまく対応できない可能性が高いので、保護者が同伴して支払いをすることをおすすめします。

高校生の場合は、本人にお金を持たせて家庭教師のぶんも支払うように伝えておきましょう。

家以外で指導を受けることは、気持ちの切り替えに繋がる

「家にいるとダラダラと過ごしてしまう」「リラックスしすぎて集中できない」という生徒の場合は、自宅以外の施設で指導を受けることも検討してみてはいかがでしょうか。

普段と異なる場所に移動すれば、気持ちのスイッチが切り替わって学習モードに移行しやすくなります。

施設の利用料金や飲食代を負担しなければなりませんが、学習意欲を引き出すために必要なコストとして受け入れましょう。

本記事の内容が、家以外で家庭教師から指導を受けることを検討している生徒や保護者のお役に立つことができれば幸いです。

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