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高校受験をする上で必要な準備や心得とは?私立と公立の違いを紹介し、対策方法を入試の種類ごとに徹底解説!

最終更新日 2021年3月23日 by manabi-to-asobi

高校受験は、中学3年になってから慌てて対策を開始しても間に合わないことがあります。

なるべく早い時期から準備を行いましょう。

高校入試は居住地域や学校によって、仕組みが異なります。

一般的に、公立高校の場合は内申点が重視される傾向があるので、日頃の授業・定期試験もまじめに取り組む必要があります。

本記事では、高校受験を考えている生徒や保護者に向けて、必要な準備・心得、公立高校入試と私立高校入試の違い、入学試験の種類と対策方法について徹底解説いたします。

高校を受験する際に必要となる準備・心得

地域・学校によって異なりますが、一般的に、公立高校では私立高校に比べて内申点が重視される傾向があります。

公立高校を目指す場合、「中学3年になってから対策を開始すれば良い」という考え方は危険です。

中学校に入学する時点から、情報収集や準備を行う必要があると心得ておきましょう。

他方、私立高校は公立高校よりも筆記試験を重視する傾向があります。

筆記試験の点数が優れていれば、それだけで合格できるケースもあります。

内申点があまり良くない場合は、私立高校を目指すこともご検討ください。

なお、筆記試験が重視される学校を目指す場合も、付け焼き刃の対策ではなく、日頃からの学習が大切です。

数学のように、段階ごとに理解していく必要がある教科の場合、受験直前になってから慌てて勉強を開始しても間に合わない可能性があります。

早い段階からコツコツと学習を積み重ねておきましょう。

公立高校入試と私立高校入試の違い

一般的に、公立高校と私立高校の入試は、以下のような仕組みで実施されます。

ただし、地域や学校によって細かい点が異なることにご留意ください。

公立高校の入試

公立高校は「国数英理社」の5教科入試であるケースが多く見受けられます。

地域によって差がありますが、私立高校よりも内申点が重視される傾向があります。

中には、内申点によって進学可能な高校がほとんど決まってしまう地域もあるので、「3年生になってから、受験対策をすれば良い」という考え方は禁物です。

中学校入学直後から、5教科以外の音楽や体育も含め、毎日の授業に熱心に取り組まなければなりません。

私立高校の入試

学校によって異なりますが、私立高校は「国数英」の3教科入試の場合が多数です。

「3教科だから、短期間で対策できる」とお考えになる方がいらっしゃるかもしれませんが、進学校の場合は高度な問題が出題されるので、合格する実力を身に付けるのは簡単なことではありません。

過去の入試問題を徹底的に分析し、出題傾向に合わせて対策を練る必要があります。

私立高校では、公立高校ほど内申点が重視されません。

中には筆記試験の点数のみで合否を決定するケースもあるので、内申点があまり良くない方は私立高校を目指してみてはいかがでしょうか。

入学試験の種類と対策方法

高校の入学試験には、大きく分けて一般入試と推薦入試の2種類があります。

以下にそれぞれの一般的な内容と対策方法を説明します。

なお、学校によって細かい点が異なるので、詳細は募集要項や願書でご確認ください。

一般入試の内容と対策方法

一般入試では、主に「学力」で選抜が行われます。

ただし、学力といっても筆記試験の点数だけで合否を判定するわけではなく、内申点も重視されます。

公立高校の場合、内申点の比重が極めて大きい地域もある点にご注意ください。

大学入試では筆記試験だけで合否が決まるケースが多数ですが、高校入試では内申点も無視できません。

内申点を高くするためには、「毎日の授業で積極的に質問する」「小テストや中間テスト、期末テストでコンスタントに良い点数を取る」といった地道な努力の積み重ねが必要です。

推薦入試の内容と対策方法

推薦入試では、推薦書や小論文、面接などを基に総合的に判断して合否が決定されます。

筆記試験が課されないため、一般入試以上に内申書の内容が重要になります。

例えば、部活動に熱心に取り組んで大会に出場したり、入賞したりした事実があると加点されるケースがあるので、日頃の取り組みをおろそかにできません。

高校入試対策の選択肢の一つとして家庭教師も検討すべき

公立高校を目指す場合、内申点が重要となるため、日頃の授業に熱心に取り組む姿勢が何よりも大切です。

私立高校の場合も、進学校では難問が出題されるケースがあるので、コツコツと学習を積み重ねておく必要があります。

学校の授業だけでは学習に不安をお持ちの場合、塾を利用することも悪いことではありません。

しかし、塾は多数の受講生を相手に一斉に講義を行う形式であり、どうしても個別の質問に対応する時間が限られてしまいます。

生徒は一人ひとり個性があり、国語が苦手だったり、数学が苦手だったりします。

個々の苦手分野・弱点の克服には、一対一の個別指導ができる家庭教師がおすすめです。

塾との併用も可能なので、高校受験をお考えの方は家庭教師を付けることも検討してみてはいかがでしょうか。