中学受験塾に通いながら家庭教師を利用するメリット・デメリットとは?塾フォローをお願いする際の注意点も解説!

多くの中学受験塾では、過去の入試問題の分析に基づいてカリキュラムや教材を用意しています。

そのため、長年の受験指導経験を有する講師から指導を受けて、きちんと講義内容を理解すれば、入試に合格できる実力が身に付くでしょう。

 

ただし、中学受験を目指して進学塾に通っている生徒や保護者の中には、「塾の学習スピードに追い付けないので、塾のフォローとして家庭教師と利用すべきなのだろうか」とお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、本記事では、塾に通いながら家庭教師を利用するメリットやデメリット、塾フォローをお願いする際の注意点について徹底解説いたします。

 

 

塾に通いながら家庭教師を利用するメリット

 

中学受験塾では学習スピードが速いため、理解できない箇所が生じることもあるでしょう。

しかし、塾は多数の受講者に対して一斉に講義を行う形式なので、一人ひとりの質問時間が限られており、苦手分野・弱点を抱えたまま次の項目に進んでしまうことがあるかもしれません。

 

家庭教師をつければ、塾の講義でわからなかった部分をじっくりと質問できるので、苦手分野・弱点の克服につながります。

一斉講義形式で理解できなかった点であっても、家庭教師が丁寧にフォローすることで得意分野に変えていけます。

 

また、1対1なので、性格や興味・関心に応じてカスタムメイドな指導を行えるというメリットもあります。

たとえば「算数が好きじゃない」というケースでは、簡単な問題から難易度の高い問題へと段階的にゆっくり進んでいくことで、自然と興味を持たせるように導くことが可能です。

 

ちなみに、中学受験に際しては、親が子どもの学習の手助けをするケースも広く見受けられます。

家庭教師をつければ、プロに任せることによって親の負担を減らせるというメリットも享受できます。

 

 

塾に通いながら家庭教師を利用するデメリット

 

中学受験塾のカリキュラム・教材は、良く練られているものばかりであり、塾の講義を受けて完全に理解することは、容易ではありません。

学校と塾で疲れてしまっているケースでは、無理に家庭教師をつけると逆効果になる可能性があります。特に中学受験を目前にした小学校6年生の時期は、塾のスケジュールがタイトです。

家庭教師を利用する際は、本人が疲労困憊しないように「週に1回にする」といった配慮をしましょう。

 

なお、長年の経験に基づくカリキュラムや教材が用意されている塾と異なり、家庭教師の場合は指導する者の力量にばらつきが生じることがあるという点にご留意ください。

子どもの個性に合わせた指導を行えるというメリットがある反面、家庭教師自身の個性・クセによっては効果が上がらないケースもあります。

 

また、お互いに人間であるため、どうしても「相性」の問題も無視できません。高校生くらいになれば、「性格は好きじゃないけど、数学の教え方は上手いから、その部分だけでも利用しよう」といった具合に割り切ることも可能です。

しかし、小学生の時期は、まだそこまで割り切ることができないケースも多いでしょう。相性が悪い相手から1対1で指導を受け続けていると、ストレスの原因になりかねません。

 

 

塾フォローをお願いする際の注意点

 

塾フォローを家庭教師にお願いする際は、本人にとって過大な負担にならない範囲で指導するようにお願いしましょう。

「あくまでも塾がメインであって、家庭教師は補助的なもの」と明確に位置付けて、負荷が大きくなりすぎないように注意してください。

 

なお、中学受験塾に通っている事実は、最初に伝えておく必要があります。塾と同じことを繰り返すようでは、家庭教師をつける意味がありません。

「塾でわからなかった部分を質問する」「弱点を克服する」といった目的で、塾と家庭教師の双方が上手く補い合うように利用しましょう。

 

ところで小学生の時期は、まだ勉強に興味関心を抱いていないケースもあるものです。

いかにして本人のやる気を引き出すことができるかは、家庭教師の性格・個性にも左右されます。

 

単に算数や国語などの教科の知識があるだけでは不充分であり、学習意欲を湧き起こすことができるようなコミュニケーション能力があるかどうかも重要なポイントです。

また、家庭教師による指導は1対1で行われるものなので、「性格が合う/合わない」の問題も無視できません。

 

「コミュニケーション能力に難がある」と感じる場合や、「相性が悪く、やる気が出てこない」という場合は、早めに別の家庭教師に変えてください。

 

ちなみに、家庭教師派遣業者によっては、お試しで何回か指導を受けることが可能なケースもあります。「スポットで数回指導を受けて、相性が良さそうな家庭教師に巡り合ったら、継続的に来てもらう」という手順を踏むようにすれば、ミスマッチの可能性を減らせます。

 

本記事の内容が、「中学受験塾に通いながら、家庭教師を利用しよう」と考えている方のお役に立つことができれば幸いです。