最終更新日 2022年2月17日 by manabi-to-asobi
多くの方は、「国語や英語などの文系科目は得意なのに、数学が苦手」「数学や理科は得意だけれども、国語が苦手」など、特定の科目に対して苦手意識をお持ちではないでしょうか。
「全ての科目が得意」という受験生は少数です。
しかし、入試を突破するためには、苦手科目を克服してライバルに差を付ける必要があります。
そこで本記事では、苦手科目の勉強方法について悩んでいる学生に向けて、苦手意識が生まれる原因を解説した上で、得意科目に変えるための方法をご紹介します。
特定の科目に対する苦手意識が生まれる原因
以下は、特定の科目に対して苦手意識を持つことになる原因です。
・分からない問題に手を付けない
・「自分には無理だ」と思い込む
数学などの「積み上げ式」の科目では、一つ一つの内容を着実に理解していく必要があります。
分からない問題を放置していると、他の問題も理解できなくなり、悪循環に陥りかねません。
ただし、難問や奇問の場合、何時間も執着せずに、後回しにして、他の問題を解く方が良いこともあります。
入試においても、受験生全員が全問題を正答できるわけではないので、時間がかかる問題を捨てることもテクニックとして有益です。
そのほか、少し取り組んだだけで「自分には無理だ」と思い込んでしまったことが原因となり、苦手科目になるケースも見受けられます。
コツを見つけた途端に、一気に得意分野に変わることもあるので、壁にぶつかって諦めるのではなく、粘り強く取り組みましょう。
苦手科目を克服する方法
苦手科目の克服は、1日で達成できることではありません。
一気に克服しようとすると、挫折するケースがあるのでご注意ください。
克服するための秘訣は、「目標の細分化」です。
また、自宅で一人で学習していると得意科目ばかりに手を付けてしまって、苦手分野が放置されてしまう傾向があります。
苦手科目を克服する手段として、家庭教師を付けることも検討しましょう。
目標を細分化し、少しずつ理解していこう
あらゆる分野を一気に克服しようとしても、挫折してしまうケースが見受けられます。
苦手科目の克服には、「目標の細分化」が役立ちます。
例えば、数学の場合、いきなり様々な分野の複合問題に取り組むのではなく、「ベクトル」「確率」「微分・積分」といった分野ごとに一歩一歩、理解を深めていきましょう。
各分野をマスターするたびに達成感が生まれ、次第に数学が好きになっていくものです。
英語の場合でも、いきなり難解な長文読解から取り掛かるのではなく、単語や文法を覚えてから、読解やリスニングなどに進みましょう。
小さな目標を一つ一つ達成し、ステップ・バイ・ステップで学習を進めていけば、苦手科目を得意科目に変えることが可能になります。
家庭教師を付けることも選択肢のひとつ
学校や塾・予備校の場合、「嫌いな科目」「苦手科目」であっても、カリキュラムに組み込まれていれば、強制的に学習することになります。
しかし、自宅で勉強する際は、どうしても「好きな科目」「得意科目」だけに取り組んでしまいがちです。
また、一人で勉強していると、「どこが分からないのかが、分からない」という状態に陥るケースもあります。
家で苦手科目に取り組みやすくする方法のひとつとして、家庭教師を付けることもご検討ください。
家庭教師は「ペースメーカー」としての役割を果たし、1対1のコミュニケーションを通じて自信や学習意欲を引き出してくれます。
また、客観的に「ここが理解できていない」と指摘してくれるので、的確に苦手分野を潰していけます。
分からないことを気軽に質問できることも家庭教師のメリットです。
コツコツと努力を重ねていけば得意科目に変えることが可能!
苦手な科目があっても、目標を細分化し、コツコツと努力を積み重ねていくことで、克服することが可能です。
分からない問題があっても、放置してはいけません。
解説を読んでも分からない場合は、学校の教員や塾・予備校の講師、家庭教師、親などに質問して理解に努めましょう。
安易に「自分には無理」と思い込まず、粘り強く学習を続けてください。
「継続は力なり」です。
ただし、自宅で一人で勉強していると、苦手科目を避けてしまうことがあるかもしれません。
学校や塾・予備校と違って、周囲にライバルがいないため、自分に甘くなってしまいがちです。
家庭教師を付ければ、分からないことを気軽に質問できるため、苦手分野の克服に役立ちます。
また、客観的に理解できていない点を指摘してくれるので、取りこぼしがなくなります。
家庭教師のメリットは、勉強そのものだけではありません。
休憩時間などの会話も、モチベーションの向上に結び付くので、自宅学習のペースメーカーとして家庭教師を付けることもご検討ください。
本記事が、苦手科目の勉強方法について悩んでいる学生のお役に立つことができれば幸いです。